「巨人」サムスン変調(2014年7月9日 日経新聞より)

サムスンの2014年4~6月期の連結けさんが9年ぶりの減収、減益に陥ったそうです。
主要因はスマホの競争力低下。
高価格帯から中、低価格帯にシフトする中で、中国などのスマホメーカーに後れを取っているようです。

日本にスマホが登場したのは2007年のi-phone発売時です。
それからわずか7年の間で市場は成熟し、高価格帯に限っては衰退の兆しが見えています。

PC・サーバー業界ではハードウェア>ソフトウェア>コンサルティングと主戦場が高度化してゆきました。
ハードウェアが普及しないとソフトウェアの買い手がおらず、ソフトウェアが普及しないと、より良い活用に対するニーズが生まれないからです。
同じように、ウェブ業界でも、ウェブサイト>ウェブサービス>ウェブコンサルティングとシフトが見込まれています。

モバイルネット活用も、インフラやハードウェアの普及が一巡して、次の段階のサービスの競争が始まっています。
しかし、これも数年で当たり前の世界になります。
本当の競争は、いかにして良い活用をするかです。
長く競争に耐えられる事業ビジョンを描きたいものです。