起業家の欲求

なぜ起業家はみな「社会のため」と言うのか(プレジデントオンラインより)
http://president.jp/articles/-/12694

起業家はみな自己実現欲求を持っています。
しかし、具体的な欲求の形は様々です。

私も起業したのは誰かの役に立ちたいからです。
そう思ったのは、子供のころに、助けてあげたい人を助けられなかったから。
自分にもっと力があれば結果は違ったのに。
そんな悔しい思いをして、早く力を持った大人になりたいと思っていました。

今でもお客様を見ても、また業界や社会のニュースを見ても、あの頃助けられなかった誰かのことを思い出します。
同じように困っている人がたくさんいるんだろう、と気持がざわめくのです。
そのために、なにかをしようと思うのです。
だからもっと成長したいと思います。

当社のスタッフは私と同じくコンサルタント志望です。
だからこそ、時には厳しく成長を促します。
特に、目の前にいないながらも、社会のどこかで苦しんでいる人がたくさんいると思うと、甘えてはいられない、と思うのです。
しかしながら、それがスタッフに対する高い要求となり、苦しめてしまうことも多々あります。

働きやすい職場では無いので、いろいろな事情で会社を去らなければならないスタッフもいます。
そんなときは寂しい気持ちになりますし、もっと何かできなかったのか、と反省もします。
私にできることは、頑張ってくれたスタッフのためにも、誇りに思ってもらえるような会社に育てることです。
会社を去るスタッフには、当社で得たもので、いつか誰かに貢献して欲しい、と思います。