信頼の足切はデザインで、信頼の獲得はコンテンツで

EC4モデル式セミナーで信頼性コンテンツ、というお話をしています。
以前読んだ本で興味深い話が合ったのを思い出したので、補足しておきます。

健康関連のサイトの調査で、信頼できるサイトをどのような条件で判断しているかを調べたそうです。

その結果、ユーザーはまず第一に信頼できないサイトを足切し、残ったサイトの中から特に信頼できるサイトを選んでいることが分かりました。
さらに、信頼できないサイトを信頼できないと判断した理由の80%以上が、デザイン(印象、ナビゲーション、色、文字のサイズなど)で判断しており、逆に信頼できる、と判断した理由はコンテンツだそうです。

ユーザーはデザインでサイトをふるいにかけ、そのあと内容を見ている、ということですね。一定以上のレベルのプロが作ったデザインかどうかはパッと見でわかるものです。

手作りサイトにが必ずしも悪いわけではなく、ユーザーが個人の手作り的な情報、商品を求めている場合は逆に価値になると思います。

この本にそういう話がいろいろと書いてあるので、面白いです。
あんまり実用的な内容では無いですが、ユーザーがどのようにサイトを利用しているかのイメージの整理になりました。
ご紹介しておきますが、一般のサイトオーナーは読まなくていい本です(笑)。

<参考>インタフェースデザインの心理学
http://www.amazon.co.jp/インタフェースデザインの心理学-―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針-Susan-Weinschenk/dp/4873115574