日経MJ ネット通販は付加サービスを競う局面に

本日26日の日経MJ3面に、今後ネット通販は付加サービス競争になり、コストもアップする、という記事がありました。

いつも言っていますが、私は今後のネット通販が生き残る道は2つだと思っています。

1)メーカーになる
2)サービス業になる

メーカーになることは分かりやすいですが、設備投資が必要なので、転換しにくいでしょう。そう考えると、やはりサービス業への転換が多くの方にとっての解だとおもいます。サービス業への転換と言ってもイメージがわかない方も多いと思います。詳しくは拙著『ECサイト4モデル式 Google Analytics経営戦略』5-03 事例紹介2 引き出物直送 エンジェル宅配 をご覧ください。

サービス業への転換のためには以下のことが必要です。

1)ユーザーの潜在ニーズを把握する
2)ミッションと照らしあわせて、儲からなくてもやり遂げたい、と思える事業化で潜在ニーズを解決する
3)サービスに集中するために、競争優位に立てないものを捨てる、もしくはアウトソースする

すでに早い企業さんはこの取組を行っていますが、3)のアウトソースがボトルネックになることが多いです。その理由は、信頼できるパートナー企業が十分に育っていないことです。

最近はマーケティングミックスは4Pではなく、Partnerを合わせて5Pだという方もいます。そのくらい、パートナー獲得が重要になってきました。良いパートナーを獲得するには、パートナーに選ばれる、社会性の高い起業になることです。

結局は社内も、社外も、ビジョン、理念でリードしていく、ということです。